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「マリンライナー」後の213系
JR西日本213系
2004.--.-- JR赤穂線 大富〜西大寺

 国鉄最後の新形式電車となった213系は、JR西日本とJR東海に所属している。JR西日本の車両はながらく快速「マリンライナー」として瀬戸大橋線の顔の役割を務めてきた。2扉転換クロスシートを装備し都市間連絡の快速としては十分な車両であったが、投入から15年を経過し2003年10月のダイヤ改正でJR西日本223系5000番台+JR四国5000系に一気に置き換えられ、「マリンライナー」からは引退した。
 しかし、213系自体はまだまだ廃車するほど老朽化していたわけではなかったため、今度は山陽本線など岡山地区のローカル列車に活躍の場を移すこととなった。ただ岡山地区は2両での運用も多いことと、一部の編成は先頭車がパノラマグリーン車でローカル転用できないことから、一部中間車の先頭車化改造が行われ、改造先頭車はオリジナルよりも白い鋼製部分の多い姿で再登場した。ちなみに、改造先頭車の正面種別幕は、オリジナル車のような種別に英字が併記されたものではなく、岡山電車区の在庫と思われる115系から取り外された中古の字幕が取り付けられていたため、支線運用では路線名入りのカラー表示幕が掲出される編成や、国鉄時代を思わせる「普通」表示が出た編成(画像のもの)など細かいバラエティーに富んでいたが、2006年3月に正面・側面ともにJR西日本標準タイプの字幕へ置き換えられ、今は見ることができない。

115系1600番台
115系1600番台
2004.--.-- JR赤穂線 東岡山〜大多羅

 90年代終わりくらいからであろうか。それまで車種のバラエティーに乏しく趣味的にさほど面白くなかったJR西日本岡山電車区が他地区からの転属や115系の改造を目まぐるしく行うようになり、何がどうなっているのかわからないくらいになった時期があった。そんなさなかに登場したのが115系1600番台である。
 元は115系の4両編成だった車両のうち、元々のモーターなし先頭車を外し、中間電動車だった車両に運転台を取り付けて3両編成化。このとき先頭車化した車両をクモハ115−1600番台と改番したのである。短編成化のための中間車の先頭車化改造は国鉄時代から行われていたが、JR化後初期まではふつうの先頭車の顔を接合して一目では改造車とはわからない雰囲気であった。ところが、2001年に丹波・但馬地方の山陰線・福知山線ワンマン運転用に改造された113系3800番台から、中間車への先頭車化改造では切妻の中間車の車体のまま窓をつけた簡易な改造ですませるようになり、さながら旧型国電のような無骨な姿で登場するようになった。ただ、当初の113系3800番台に比べると、登場するたびにだんだん顔が洗練されてきているのが可笑しかったりする。115系1600番台も切妻の車体ながら貫通扉がついてよくまとまっている風貌をしていることもあって、異端といっても驚くような違和感はあまり感じられない。