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湘南急行
湘南急行
----.--.-- 小田急江ノ島線 中央林間

 小田急の湘南急行は2002年のダイヤ改正で登場した。前年末にJR東日本が「湘南新宿ライン」の運転を開始、小田急のマーケットだった東京西部から湘南エリアへの輸送にJRが参入してきた。それに対抗すべく、新宿〜藤沢間を中心に設定され、小田急としては1972年に快速準急を廃止して以来変えてこなかった種別体系をひさびさに変更する形となった。
 江ノ島線には従来から新宿直通の急行が運転されていたが、相模大野で小田原方面の列車を切り離しの上で江ノ島線内各駅停車に変わる列車も多かった。しかし、湘南急行は急行停車駅からさらに江ノ島線内の長後と南林間を通過し速達化、また、分割併合もなく全区間10両編成で運転されていた。
 ところが、わずか2年余りで湘南急行は姿を消す。しかし、これは複々線化の伸張による「発展的解消」と呼べる運転体系の変更が行われたためであり、2004年末の改正で新設の快速急行へ格上げされる形となった。江ノ島線直通の快速急行は引き続き新宿〜藤沢間の運転であるが、下北沢〜新百合ヶ丘間ノンストップ運転となっており、湘南新宿ラインへの対抗馬として湘南急行が強化されたといえよう。

 「○○急行」と名のつく種別はいろいろある。「快速急行」も速そうでいいが、「湘南急行」という響きはスピード感とはまた違ったカッコ良さがあったように思える。だからなのか、「湘南急行廃止、快速急行化」と聞いたときは沿線民でもないのになんだかガッカリした覚えがある。画像はこれまた姿を消した9000系がしんがりを務めた湘南急行である。なお、この頃はまだだが、地下鉄直通車以外英字併記のなかった小田急がその後英字併記幕への取替えを行っており、末期の頃は「SHONAN EXP.」の英字がついた種別表示を掲げていた。

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大塩ゆき直通特急
大塩ゆき直通特急
1999.5.2 阪神本線 梅田

 阪神・山陽の直通特急は阪神梅田〜山陽姫路と乗り入れ両社のターミナルを結ぶのが基本である。しかし、比較的長距離なうえに終日運転ということもあって、車両運用の都合上、早朝深夜は全区間運転とはならないケースがある。出庫の関係で始発駅が御影や東二見になったり、山陽の車庫がある東二見止めという列車も設定されていた。しかし、その中で異彩を放っていたのが夜間に1本だけあった大塩ゆき直通特急である。
 大塩は車庫のある東二見と山陽姫路のちょうど中間付近にある特急停車駅であり、一部のS特急や普通車が始終着としている駅ではあるものの、それにしてもなぜ大塩?という不思議な行き先設定であった。2006年に姿を消したが、直通特急には直通運転をアピールすべく「大阪ライナー」「姫路ライナー」の愛称がついており、愛称プレートも掲示されていた。この大塩ゆきにも姫路まで行かないのに「姫路ライナー」のプレートが付いていた。実際は、終点大塩で普通車に接続するので、ちゃんと姫路には行けたのだが。
 この改正では山陽電鉄線内運転の大塩ゆき特急も1本設定されており、気になる人には気になる列車であった。都合で仕方なく設定されたと言えなくもないこの列車は次の2001年改正であっさり姿を消した。なお、余談だが、2008年現在の阪神電鉄の行先表示幕では「直特 大塩」の表示はすでに削除されている。

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競馬臨・臨急三条ゆき
臨急三条ゆき
2002.5.12 京阪本線 鳥羽街道?

 京阪沿線の大きな集客施設といえば淀駅近くの京都競馬場である。京阪では古くから競馬開催時には多くの来場客をさばくために臨時列車が多数運転された。メインとなるのはやはり大阪方からの利用客で、かつては午前中に淀ゆき臨時急行が運転され、帰りには淀屋橋や天満橋まで多数の臨時急行が走っていた。その後大阪方は一時「快速ターフィー号」が走ったり、「ギャロップ」の愛称で定期準急を延長運転することもあったが、近年午前中の臨時列車の運転は行われておらず、帰りのみ天満橋ゆきの臨時急行を運転するパターンとなっている。
 一方、京都方はある程度定期列車でもカバーできるということか、ピーク時のみの運転で本数も少ない。現在も大阪方に比べると圧倒的に地味ではあるが、臨時急行が運転されている。

 画像は以前撮った1000系の臨時急行三条ゆきである。昔は当たり前すぎた三条ゆきも鴨東線開業後は普通列車のみだったり、臨時運転でしか見られなくなった。おまけに京阪の京都方というのはなかなか撮れるところが少ないのである。…正直写真下の撮影地も自信がない(笑)。なお、京阪はわりと行楽期やイベントの臨時列車を多く出し、しっかり告知もあるのだが、競馬関連の臨時運転はめったに告知がない(急行の淀駅臨時停車は告知するのだが…)。当日駅に地味に貼り紙しているくらいのものである。

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