|
|
|
| 築港線の3300系 |
 1998.2.2 名鉄築港線 大江
一昔前の名鉄は吊り掛け駆動車両がまだ多数活躍する大手私鉄としてファンから一目置かれていたが、さすがに90年代に入ると数を減らし、現在は車体更新が比較的最近だった瀬戸線の6750系のみが残っている。そんななか、2003年まで残っていたのが、旧型車の吊り掛け駆動に6000系に似た車体を付けた3300系である。名鉄の一般列車には珍しい3両編成ということで、ローカル線区の線内運転の普通列車や、画像の築港線で走っているのがおなじみであった(昔は同じ駆動方式の吊り掛け車(3300系は「AL車」(間接自動制御車)と呼ばれるグループなので、他の「AL車」と連結できる)と組んで本線運用もしていたらしいが、私が撮るようになった頃には本線の吊り掛け車は3300系しかいなかった)。 築港線は大江〜東名古屋港間1.5キロの超ミニ路線で、完全に通勤用の路線である。そのため列車は昼間は走らない。また、かつてはその特殊性ゆえに他では見られない編成が走ることでおなじみであった。本線につながる列車のない築港線ゆえに3300系もすんなり溶け込めていたように思う。行先表示幕には「大江」も「東名古屋港」もないため、種別の「普」だけを出して行先表示は行先板を掲げて運転していた。 3300系の全廃によって、築港線の電車も交替した。現在はぐっと若返って最新鋭のステンレス車・3150系が入ることもあるらしいが、あいかわらず「大江」も「東名古屋港」も行先表示できないため、プレートを車掌台に吊って走っているそうである。
|
|